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米国人の肥満が増えた主原因に清涼飲料水のソーダ類が挙げられる
として、米国の消費者団体公益科学センター(CSPI)が、清涼飲料水の
容器に警告を記載するよう、ロビー活動を続けている。同団体は、「ソーダ
はジャンクフードそのもの」として、学校現場からのソーダ追放運動なども
展開している。
米農務省の統計によると、20世紀半ばの米国人は、ソーダ類の4倍量
の牛乳を飲んでいたという。しかし、現在ではその割合が完全に逆転。
これと呼応するかのように、米疾病対策センター(CDC)の統計によれば、
肥満の割合は30年前から倍増し、10代の若者に限れば3倍になっている。
(中略)
研究者や医師らがソーダ類を問題視する理由として、飲み物と食べ物
では体の反応の仕方が違うことが挙げられる。
熱量が同じ量だとしても、飲み物を摂取した場合は咀嚼(そしゃく)が
必要な食べ物よりも、糖分の吸収速度が速く、血糖値が急上昇する。
その結果、血糖量を下げる働きのあるインスリンなどが大量に放出され、
この影響で血糖値が急降下し、さらに空腹感が増してしまう。
このことから分かる様に、同じ熱量のハンバーガーとソーダ類を食べた
としても、摂取熱量は同じであるにもかかわらず、ソーダ類の場合は満腹感
が得られにくいばかりか、空腹感が促進される可能性がある。
CDCなどの統計によれば、米国人が1日に摂取する熱量のうち、
約10%がソーダ類由来となっている。
ルドウィッグ博士は、減量の最初の段階は「砂糖を多く含むソーダ類を
やめて、水やダイエット用の飲料に変えること」と述べ、「ソーダ類を
やめれば、体重は落ちる」としている。
CSPIのマイケル・ジェイコブソン会長は、「ソーダ類はカロリーだけで、
栄養も何もないジャンクフード。食事の中の爆弾だ」と強く批判し、清涼
飲料水の容器に警告を記載するよう、政府に働き掛けている。
ソース(CNN) URLリンク(www.cnn.co.jp)
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