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・国連安全保障理事会は19日、来月半ばに期限切れを迎えるアフガニスタンの国際治安
支援部隊(ISAF)の任務を延長する決議を賛成14、棄権1で採択した。決議には、日本が
海上阻止活動で参加する米国主導の対テロ作戦「不朽の自由」(OEF)への「謝意」が
盛り込まれたが、反発したロシアが棄権。01年のISAF発足以降、国連安保理が毎年
採択してきた延長決議で初めて全会一致が崩れた。
海自は、OEFの活動の一環として、インド洋で米国などの艦船に対し、テロ特措法に
基づいて燃料や水を補給している。民主党は、OEFの活動は明確な国連決議に基づいた
ものではないなどの理由から活動延長に反対している。
今回の決議に「謝意」が盛り込まれた背景には日本政府の働きかけもあったが、ISAF
発足の01年以降、毎年続いてきた全会一致による延長決議が初めて崩れる結果に
つながった。国際社会の意見の相違が明確となったことで、延長をめぐる国会議論も
複雑化しそうだ。(抜粋)
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★決議分裂「日本のせい」、安保理各国に反感 給油謝意
・ロシアのチュルキン国連大使は決議の本来の目的である国際治安支援部隊(ISAF)の
任務延長を、米国主導の対テロ作戦「不朽の自由」(OEF)からはっきり区別。「(OEFの
有志)連合の活動は国連の枠外のものだ」と言い切った。
背景には「安保理の一員でもない特定の国」(チュルキン大使)の国内事情を、安保理
決議の交渉に持ち込んだ米国への反発がある。米国は前文をいじるだけなら全会一致に
持ち込めると踏んだが、読み違った。
全会一致が崩れた原因が「これまでなかった海上阻止活動への言及」(同大使)にあるのは
明らかだ。各国は「分裂は日本のせいだ」と見ている。
チュルキン大使は採択後、「議論が尽くせなかった。全会一致にはもう1日必要だった」と
強調した。ロシアの協力を取り付ける時間が与えられないまま、不完全な成果と日本への
反感だけが残った。(一部略)
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