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★米艦への給油量「政府説明違う」 市民団体
・インド洋で活動する海上自衛隊の補給艦「ときわ」が03年、対イラク戦に参加した
米空母キティホークに間接的に燃料を提供した問題に絡み、市民団体「ピースデポ」が
20日、「『ときわ』から米補給艦に約80万ガロンを給油した」とする米補給艦の航海
日誌などを明らかにした。日本政府は当時、キティホークがテロ特措法が前提とする
対テロ活動にも従事していたとし、「給油量は20万ガロンで、瞬間的に消費してしまう量。
イラク関係に使われることはあり得ない」と説明していた。
給油量の食い違いについて、ピースデポは「議論のためにも正確な情報を公開すべきだ」
としている。
ピースデポが入手した文書には、アラビア海を航海中の米補給艦が03年2月25日午前、
「ときわ」から約1万9000バレル(約80万ガロン)の艦船用燃料を受けた、と記載されて
いたという。米補給艦は同日午後、キティホークに給油したとされる。
防衛省の増田好平事務次官は「内容を確認していないのでコメントは控えたい」としている。
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