07/09/21 00:23:04 Nn0Zp/1R0
>>781 の続き 格差シンドローム 全6章 その2
60数年前の日本では、将来の国家を背負って行かれるトップエリートは軍人だった。
反対に徴兵検査の丙種となり、二等兵にならない若者は『非国民』と蔑まれた。
お国のために役にも立たない人間と言われた。
60数年前、軍人がホントに偉かったけど、今の日本人は もう忘れてしまったのかな?
こんなこと書けば怒られるけど、60数年前のトップエリートの軍人が、モノスゴイ優秀な頭脳を駆使された結果とは、
昭和20年8月15日になりました。
何も知らない純粋な若者に、敗戦確実だったのに、片道切符と爆弾を持たせて、
2度と帰れぬ旅を命令したのは、当時のトップエリートと言われた『勝ち組』だった。
ソ連参戦する直前、満州70万の日本兵は、何故か分からないが、最前線から後退命令が出され、
一箇所に集結させられて、整然と管理され、そのままシベリアへ直行させられた。
その結果、わずかに残った国境警備の玉砕防御では、とてもソ連軍に歯が立たず、
100万人の満蒙開拓団は無防備となり、後は筆舌に耐え難い。
いつの時代も「トップエリート」が考え出す妙案とは、真の弱者とか若者達を犠牲にすることだった。
そして、今の日本も、新しい支配階級のトップエリート『勝ち組』が構築した社会は、
役立たずの自国民を放り出して、異国の異民族を受け入れている。
放り出された若者が、国家に文句を言えば、負け犬の遠吠え、貧乏人のヒガミと言われて、
今の時代の『勝ち組』のマスコミ・マスメディアからは、大本営発表よろしく世論形成されている。
60数年前も、そして今も、一つの時代の『王国』を築いたトップエリート階級の支配者が、
社会全体を堕落させ、崩壊させている。
まさに・・・
『奢る者 久しからず』の歴史が、繰り返されている。
続く