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★ベビーカー140m宙づり、電車のドアに挟まれ 堺
・20日午前10時10分ごろ、堺市東区日置荘原寺(ひきしょうはらでら)町の南海高野線
萩原天神駅で、大阪市住吉区の主婦(38)が男児(1)を乗せたベビーカーを押し、難波発
河内長野行きの普通電車(6両編成)から下車しようとした際、ベビーカーの取っ手の部分が
ドアに挟まれた。電車はベビーカーを挟んだまま発車し、車内の乗客が気づき非常ボタンを
押して約140メートル先の踏切内でようやく停車した。この間、ベビーカーは車両の外に
宙づり状態だった。女性はホームで数メートル引きずられて転倒し、右ひざに打撲などの
軽いけが。ベビーカーの男児にけがはなかった。
南海電鉄によると、女性は前から2両目の車両に乗っていて、先にホームに降りた後、
ベビーカーを抱えて降ろそうとしていた。ベビーカーの男児は踏切で通行人に救助された。
車両はドアが閉まったことを機械で感知する仕組みだが、すき間が3センチ程度の場合、
感知しないという。非常ボタンは発車して50メートルを過ぎたときに押された。
ホーム上の安全は、車掌が目で確認して扉を閉めることになっているが、現場のホームは
進行方向に向かって緩やかな右カーブになっており、2両目付近は死角になっている。
死角をカバーするためホームに監視カメラもついており、車掌がモニターで確認することに
なっていたが、車掌はベビーカーに気づかなかったと見られる。
ホーム両端にはさくがついているが、ベビーカーは車両とさくの間を通過したという。
同駅には当時、改札口に駅員1人がいただけで、この駅員は、電車がベビーカーを
ドアに挟んだまま発車したことに気づかなかったという。
南海電鉄IR広報部の話 お客様におけがをさせたことを、深くおわびします。詳しい状況は
現在調査しておりますが、今後、原因を徹底的に究明し、再発防止策を講じて安全性向上に
努めて参ります。 (一部略)
URLリンク(www.asahi.com)