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2007年09月20日07時16分
国連安全保障理事会は19日、来月半ばに期限切れを迎えるアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)の
任務を延長する決議を賛成14、棄権1で採択した。決議には、日本が海上阻止行動で参加する米国主導の
対テロ作戦「不朽の自由」(OEF)への「謝意」が初めて盛り込まれた。ロシアは「海上阻止行動について
これまでになかった新たな文言が盛り込まれている。全会一致にはもっと時間が必要だ」として棄権した。
決議案は前文で、日本の海上自衛隊がインド洋での給油活動を通じて参加している多国籍軍による
海上阻止行動など、OEFへの各国の貢献に対して謝意を表明。「ISAFとOEFを含む国際社会の支援を支持」し、
両者の「継続的な国際努力の必要性」を強調している。
海自は、OEFの活動の一環として、インド洋で海上阻止行動にあたる米国、パキスタンなどの艦船に対し、
テロ対策特別措置法に基づいて、燃料や水などを補給している。これに対し、民主党は、OEFの活動は
明確な国連決議に基づいたものではないなどの理由から、海自の補給活動延長に反対している。
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