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(>>1つづき)
毅さんは05年1月、名古屋駅前のホテルで首つり自殺した。1人暮らしをしていたアパートには、
リタリンの空き瓶や、病院やクリニックでもらった大量の処方せんが散乱していた。30以上の
医療機関が毅さんにリタリンを出しており、処方を拒否したのは1カ所だけだった。
亡くなる5日前には、初診だった市内の国立病院が1日8錠ものリタリンを処方していた。効能書き
では、適応症だとしても1日2~3錠と定められている。「なぜ大量に処方したのか」。小原さんは
電話で理由を尋ねた。担当医師は「求めに応じて出してしまった」と釈明した。
毅さんが生前、愛用していたパソコンには「リタリンをやめるためにはどうすればいいのか」と
書き残されていた。「依存症というアリ地獄から必死に抜けようとしていた。毅のように苦しむ人が
増えないよう、私は訴え続ける。それが毅から与えられた宿題だと思う」