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★自民党総裁選 福田・麻生両氏が香川・高松市で街頭演説 多くの聴衆が集まる
・17日午後、香川・高松市で、自民党総裁選候補の福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長に
よる街頭演説が行われた。
その注目の高さを表すように、通りを群衆がぎっしり埋め尽くした。
福田氏は「福田康夫でございます。すごいですね、デパートの奥の方までいっぱいで
ございます」とあいさつした。
麻生氏は「マスコミによれば、残念ながら『麻生太郎は圧倒的に情勢が悪い』といわれて
おります」とあいさつし、聴衆からは「頑張れー!」との声も飛んだ。
福田氏は現在、所属国会議員の半数以上の支持を集めるなど、圧倒的優勢とみられる。
FNNが16日までに行った緊急世論調査でも、福田氏支持が55.9%と、麻生氏にほぼ
ダブルスコアの大差をつけている。
そんな中、起死回生の逆転へと世論の支持を訴える麻生氏は、「やっぱり、高松と
いやあ讃岐。讃岐といえば、うどんだよね～」と身ぶり手ぶりを交え、所狭しと動き回り、
熱く訴えた。
対する福田氏は、大きなジェスチャーはないものの、聴衆に語りかけるように話す姿が
印象的だった。
高松市で街頭演説を聞いた人たちに両候補の印象を評価してもらったところ、
「(麻生氏は)若いし、すごいユーモアのセンスがあるし、演説がわかりやすかったですね」
「やっぱり福田さんの方がバランスが取れてる感じする。麻生さんは、ちょっと危ない感じが
するんですよね」といった声が聞かれ、福田氏10票に対し、麻生氏21票と、世論調査とは
逆の結果となった。
投票まであと6日、地方票141票をめぐり、両候補の熱い戦いが続く。
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