07/09/16 19:18:06 0
自民党総裁選は、いよいよ本格的な論戦が始まった。一騎打ちとなる福田康夫元官房長官
と麻生太郎幹事長は16日午後、東京・渋谷駅前で初の街頭演説に臨んだが、両候補の演説
は対照的なものとなった。
福田氏と麻生氏は、東京・渋谷のハチ公前で初の街頭演説を行い、大勢の人が詰めかけた。
福田氏は「私は、この渋谷、大変なじみのあるところでございます。大学まで、この渋谷を
経由して通いました。信頼回復はマジックではございません、手品ではございません。
1つひとつの問題を着実に解決してこそ、初めて達成できることでございます」と述べた。
麻生氏は「最近、少々キャラが立ち過ぎて、古い自民党の方々にあんまり評判のよくない
麻生太郎です。日本のファッションが、アジアを席巻してるんですよ。こういった街での活気を
さらに、大事に大事に育てていただきたい」と述べた。
街頭演説では、立会演説会に比べ、両者ともかなりくだけた表現を使って、東京オリンピック
など東京らしいテーマを中心に、渋谷の若者たちに訴えた。
福田氏が、格差問題などを粛々と訴える一方、麻生氏は、若者文化などをテーマに、ジョーク
を交えながら「べらんめえ調」を展開し、観衆からは笑いや拍手も起こった。
両者のキャラの違いがにじみつつも、立ち止まる人の数や拍手などの反応では、麻生氏に
分があったように見えた。
街頭演説を聞いた市民からは、「力強さは麻生さんの方がある」、「(麻生さんは)パフォーマンス
が上手ですね。民衆の心をつかむのがうまいと思います」、「(福田さんは)親しみやすい感じが
します」、「(福田さんは)親近感のある話で。政治的な細かいことよりは、将来の皆さんの生活
のことで、それはそれで、やっぱり子どもを持つ親としては非常に好感持てますね」といった声
が聞かれた。
ソース(FNN) ※ソース元に動画あり
URLリンク(www.fnn-news.com)