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★東京の小学生「勉強役に立たない」 国際比較調査
・「勉強は役に立つ」と考えている小学生の割合は、世界の6都市の中で東京が最も
低かったー。ベネッセが14日発表した学習基本調査の国際比較で明らかになった。
また、塾や宿題など学校外の学習時間でも、東京の子はソウルや北京の子より少ない
半面、勉強する子としない子の二極化も判明。詰め込み教育は影を潜めたが、学習
する上で目的意識を持てない現状が浮き彫りになった。
同社のシンクタンク、ベネッセ教育研究開発センターが平成18年6月~19年1月に
かけ、東京▽ソウル▽北京▽ロンドン▽ワシントンDC▽ヘルシンキの小学5年生
(10~11歳、公立校)を対象に、学習に関する意識や実態を調べた。
設問で、「出世する」「金持ちになる」「社会で役に立つ人になる」ために勉強が役立つかを
たずねると、「役に立つ」と答えた割合は、東京の小学生が全項目で最低だった。希望の
進学段階も、北京の小学生の65・2%が「大学院まで」を希望したが、東京の小学生は
「高校まで」との回答が相対的に多かった。
塾など学校外で学習する時間の平均では東京が101・1分で、ソウル(145・8分)や
北京(131・6分)より少なかった。東京は1時間以下が49・3%を占める一方、3時間半
以上も18・1%と二極化していた。親が勉強するよう毎日いう割合は東京が37・7%で、
ヘルシンキに次ぎ2番目に低かった。
調査責任者の耳塚寛明・お茶の水女子大教授は「(日本は)競争するものと競争しない
ものの分化が増している。学歴や学習に否定的なイメージが広がり、問題だと思う」と
話している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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