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★「格差是正を」不満噴出 2007年09月16日
「地域間格差の是正を!」。首長側から不満や要望がせきを切ったようにあふれ出た。
格差問題が重要課題とされる自民党総裁選を前に、同党県連は15日、十和田市内で会合を開いた。
上北、下北両地方の市町村の首長らを集め意見を聴いた。7月の参院選敗北の反省に立ち、
地方の声を聴いて、国政に反映させるのが目的だという。県連は県内の他の地方でも同様の
会合を開く予定だ。
この日、意見を述べたのは十和田市、むつ市など6市町村の首長、議長ら。県連側からは
地元選出の江渡聡徳・衆院議員のほか、党県議8人が出席した。
六戸町の吉田豊町長は交付税の減額が続く現状を痛烈に批判した。「市町村は相当(改革に
向けて)努力してきたと思っている。しかし、県、国はどうか。上の方(国や県)が変わった
実感がないのに、どうして交付税が減らされなければいけないんだと思った」
十和田市の中野渡春雄市長は、特に産婦人科医が不足している現状にふれ、「少子化問題が
叫ばれている。国策として取り組むべきだ」。むつ市の宮下順一郎市長は「自民党は地方の力に
頼って日本のかたちを守ってきたはずだ」と、格差がある現状を批判した。
会合の終わりに、江渡氏は「肌に突き刺さるようなご意見をいただいた」とあいさつ。
その後、記者団に対し、23日の自民党総裁選で、自身の投票基準は「一番大きいのは、
格差是正をどう考えるかということだ」と述べた。
asahi.com:マイタウン青森
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