07/09/13 23:51:24 0
・安倍晋三首相の突然の辞意表明について、永田町で隠された理由が取りざたされて
いる。12日の会見では、インド洋での海上自衛隊の給油活動継続をめぐる政局混迷を
理由にしたが、それだけではないのは確実だ。健康問題や醜聞疑惑に加え、拉致問題を
引き起こした北朝鮮をめぐり、「ブッシュ米大統領から衝撃的な通告を受けた」との憶測が
流れる。こうしたなか、首相は13日午前にも、東京・慶応病院に緊急入院する。
「8日にシドニーで行われた日米首脳会談がポイントではないか」。永田町事情通は明かす。
日米首脳会談は、APEC首脳会議出席のため、両首脳が訪れたシドニー市内のホテルで
行われた。2人の首脳会談は5回目だったが、今回は安倍首相にとって厳しいものだったという。
「ブッシュ大統領は給油活動について、恫喝に近い強い口調で『継続してほしい』と要請してきた。
加えて、米国が遠くない将来、北朝鮮との国交正常化に踏み出す意向であることを内々で
伝えてきたとの情報がある」(同)
安倍首相は拉致問題への毅然とした姿勢で国民的支持を集めてきたが、首相就任後、
ほぼ膠着状態に陥っている。そんな中、頼みの同盟国である米国が事実上拉致問題を
棚上げにして北朝鮮との国交正常化に走れば、首相は政治的に追い込まれる。
首脳会談後の記者会見で、ブッシュ大統領は「拉致問題を忘れることは決してない」と
語ったが、イラクの泥沼化で手足を縛られた米国が国務省中心に北朝鮮との国交正常化に
動き出しているとの指摘は多い。
これまで、両首脳は親密な関係を象徴するように、「ジョージ」「シンゾウ」と呼び合って
いたが、この会見で、ブッシュ大統領は「ミスター・プライムミニスター(=首相)」と語った。
安倍首相は祖父の岸信介元首相以来の米国との太い絆を政権運営の支えにしていた
だけに、「ブッシュ大統領の態度から『米国に見放された』と感じてもおかしくない」(同)
(>>2-10につづく)
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