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(>>1のつづき)
首相が初めて自民党の麻生太郎幹事長に辞意を漏らしたのは、帰国当日の10日夕。
辞意表明の前日となる11日夕、最後に官邸で面会したのは拉致担当の中山恭子補佐官
だったが、この件は出なかったようだ。
健康面でも安倍首相は追い込まれていた。
安倍首相は胃腸が弱いが、参院選惨敗後は心労も重なり体調が悪化した。8月下旬の
インドなどアジア3カ国歴訪前からは食事もままならなくなり、おかゆや点滴でもっぱら
栄養を取ってきたという。
駐インド日本大使が谷内正太郎外務次官に、「首相に健康上の問題があるようだ」という
公電を送ったとされる。
記者会見でも、発言と発言の間に沈黙が流れることが出てきた。官邸や公邸には医師が
常駐しており、首相は頻繁に診察を受けていたが、「このままでは間違った判断をして
しまう」と危惧していたという。
11日の政府与党連絡会議後、安倍首相は公明党の太田昭宏代表を執務室に呼び、
「体調が悪い。下血がある」と伝えた。12日の辞任表明会見後も、首相は与謝野馨官房
長官に「体調が悪いんです」と告げ、午後の定例会見で明かすよう指示したという。
もう1つ、安倍首相絡みの醜聞疑惑がある。
週刊誌「週刊現代」編集部は12日、「脱税疑惑」があるとして、首相側に取材を申し入れて
いたと明らかにしている。安倍事務所は「全くの誤り」と全面否定しており、同社に記事を
掲載しないよう「警告」する文書を出している。
同誌は「数カ月取材してきた『安倍首相の相続税3億円脱税疑惑』を報じることが、政界で
話題になっていることは聞いている」とコメントした。
記事は15日発売号に掲載するという。
この取材は民主党幹部秘書出身のジャーナリストが中心となっているとされる。
突然の辞任表明は、こうした複合的な要素が重なったのか。(以上)
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