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法務省司法試験委員会は13日、法科大学院(ロースクール)の修了者が受験する2回目の
「新司法試験」の合格者を発表した。合格者は1851人(男性1334人、女性517人)で、
法学部以外の学部出身者が多い3年コース修了者が初めて受験、合格率は32.3%で、
法学部出身者向けの2年コースに比べ13.7ポイント低かった。各法科大学院別の合格率も
60%強~数%台と、引き続き“格差”が目立っている。
受験者総数は68校の4607人で、2年コース修了者は2642人、3年コース修了者は1965人だった。
合格者の最高年齢は56歳、平均年齢は29.2歳だった。昨年の1009人から842人増えたが、
合格率は40.2%と逆に8.1ポイント下回った。
出身法科大学院別の合格者数は東大が178人でトップ。以下、慶応大(173人)、中央大(153人)、
京大(135人)、早稲田大(115人)と続く。昨年合格者ゼロだった京都産業大、神戸学院大、東海大、
姫路独協大も7~1人が合格した。
10年度まで並行して実施されている旧司法試験は11月、合格発表があり、
300人程度が合格する見通しだ。【坂本高志】
◇新司法試験 裁判官、検察官、弁護士の「法曹人口の拡大」を柱とする司法制度改革の一つとして導入された。
合格率が2~3%で受験技術偏重との批判があった旧試験のあり方を改め、合格率を引き上げる。
法科大学院修了者は5年間に3回まで受験できる。
毎日新聞 2007年9月13日 20時03分 (最終更新時間 9月13日 20時08分)
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