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東京都大田区の「大田市場」からグレープフルーツを大量に盗んでいた男が、衛星利用測位システム
（ＧＰＳ）端末で特定され、警視庁東京水上署に窃盗の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、埼玉県越谷市蒲生、会社員、中村和雄容疑者（４０）。
太田市場では昨年９月以降、フォークリフトでオレンジやグレープフルーツなどの輸入果物が大量に
盗まれる事件が頻発。今年１月～６月の間だけで、１７件の被害が確認されていた。
被害にあった業者がグレープフルーツ入りの箱にＧＰＳ端末を仕掛け、箱が東京都新宿区の淀橋市場
に運ばれていたことが判明。偽造された納品書などから中村容疑者を特定したという。
調べに対し、「知人に売りさばいてもらい、子供の養育費に充てようと思った」と供述しているといい、
同署で余罪を追及している。
調べでは、中村容疑者は５月１９日から２１日にかけ、大田市場で仲卸業者２社から、グレープフルーツ
計１２１箱（約３５万円相当）を盗んだ疑い。
ソース
産経新聞 URLﾘﾝｸ(www.sankei.co.jp)