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自宅の部屋に火をつけ家族を殺害しようとしたとして、高島市音羽の少年（１８）が１０日、
殺人未遂と現住建造物等放火未遂の疑いで高島署に逮捕される事件があった。調べに対し、
少年は「家の借金を返そうと働いていたが、なかなか減らず、自暴自棄になって、
家族と一緒に自分も死のうと思った」と供述しており、同署でさらに詳しい動機を追及している。
調べでは、少年は現在、県立高校３年を休学中。父親から「家の借金を返すために働いてくれ」と言われ、
今年５月から自動車部品の派遣工員として働いていたという。
少年は１０日午前４時ごろ、自宅１階の和室にあった洗濯物に火をつけた新聞紙を置き、
和室約３．６平方メートルを焼失させた疑い。就寝中だった少年の父親（４６）と祖母、弟、妹は
少年が起こして回り無事だった。
少年は火をつけた後、「怖くなった。やめようと思い、消そうとした」と話しているという。
産経新聞 09/12
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