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★求心力を失くした日本の首相が辞任
この水曜日、臆面もなく“強い日本”を展望する国粋主義の指導者である安倍晋三首相は、
数々の不祥事と無能および失態続きで沈没し退陣する意向を表明した。
このタイミングでの辞任表明には誰しもが驚いた。今夏の参院選では、安倍氏率いる自民党は
屈辱的な大敗を喫したが、その時は彼は辞任を断固拒否し、そして内閣を刷新してまだ2週間も
経っていないのだ。
安倍氏の辞任劇は今国会が始まって僅か3日後のことだった。月曜日の国会初日の所信表明
演説と記者会見では、安倍氏は海軍がインド洋で行っている任務を許容する法律の継続も含め
将来計画を発表した。
しかし、国会が始まって、力を増した野党第一党の民主党がこの法案で安倍氏に譲歩する気配
を全く示さず、情勢は徐々に絶望的となり、メディアももはや彼に目はないと見ていた。
「私は、辞任すべきだと決意しました」と、安倍氏は今日の午後の記者会見で述べた。そして
インド洋の任務に関して「私たちは新しい首相の下で、テロと闘う任務を継続していかなければ
なりません」と加えた。 (以下略)
NYタイムズ(by Norimitsu Onishi):
URLリンク(www.nytimes.com)