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2007年9月15日掲載
山陽新聞コラム「滴一滴」より
参院岡山選挙区で初当選した民主党の姫井由美子参院議員をめぐる
スキャンダルがさまざまに報じられている。
本紙の読者投稿欄「ちまた」にも意見が寄せられた。
週刊誌などによる男性との関係は理解を超える。
姫井氏は支持者から温かい励ましの言葉をいただいていますと、
週刊誌などであっけらかんと語っている。真相は分からないが、
当選してからの振る舞いは議員としての資質を疑う。
民主党の小沢一郎代表が六日に姫井氏と党本部で会い、
報告を受けた。一年生議員に対しては異例の対応であろう。
姫井氏問題に関心が高まったのは当然だ。関係者によると、
小沢氏は「マスコミに変に取り上げられないように」と忠告したとされる。
小沢氏と会った後、週刊誌に姫井氏の記事が出た。
「独占姫井由美子インタビュー」とあるから、納得ずくで
取材に応じたのだろう。これまで、姫井氏は正式な記者会見を
避けてきた。取材先を特定して自分を主張するのは、公人として
許されない。
初当選後、政策とは関係の薄いテレビ番組ではしゃぐ姿が放映
された。違和感を覚えた。参院選の期間中、姫井氏に寄り添い、
後見人的な役だった江田五月参院議長は、姫井氏が立派な国会議員
になるよう、しっかりと指南すべきだろう。
参院は良識の府である。品性を問われる事態が続けば、江田議長の
名誉にも傷が付こう。
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