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★「陸自監視で人権侵害」国に損賠求め提訴へ 仙台の３人
・陸上自衛隊の情報保全隊がイラク派遣に反対する市民や団体の情報収集をしていた
問題で、仙台市青葉区の写真家後藤東陽さん（８２）ら３人が１１日までに、「国による
監視活動で基本的人権が侵害され、精神的苦痛を被った」として、国に損害賠償を
求める訴えを９月中にも仙台地裁に起こすことを決めた。防衛省陸上幕僚監部によると、
情報保全隊の活動をめぐる国家賠償請求訴訟は例がなく、提訴すれば全国初となる。
後藤さんら３人は、自衛隊のイラク派遣が違憲だとして国に派遣差し止めなどを求めた
訴訟の原告。訴訟は仙台地裁が２００６年１１月に３人の訴えを却下し、現在、仙台高裁で
審理が続いている。
原告弁護団によると、後藤さんが代表を務める市民団体が０４年１月に仙台市で開いた
派遣反対集会が、陸自情報保全隊の内部資料に「国内勢力の取り組み」として
取り上げられ、「引き続き工作の動向に注目する必要がある」と記載された。
派遣差し止め訴訟で原告側は７月、「イラク派遣で平和的生存権・人格権が侵された」と
する従来の訴えに、「情報保全隊の監視活動で表現の自由やプライバシーなどを侵害
された」との訴えを追加した。
仙台高裁が９月上旬、二つの訴えの請求の基礎が異なることを理由に、訴えの追加的
変更を認めない決定をしたため、原告側は監視活動に絞った新たな訴訟を起こすことを
決めた。
後藤さん以外の２人も原告とする理由について、弁護団は「訴訟前に後藤さんの集会を
監視しており、訴訟を起こした他の２人を監視しないはずがない」と説明している。
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※関連スレ
・【社説】 「自衛隊の“国民”監視…“イラク派遣批判派”を危険な存在とみなすのか」「朝日、東京新聞なども対象」…朝日新聞★３
ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)
・【政治】 「自衛隊は、事実上の軍隊。作戦過程において、反対派の動向を調べるのは当然」…仙台市長★３
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