07/09/11 19:43:14 cpGyRZrI0
パキスタンがタリバン支援している表面的な理由は同じパシュトゥーン人たる
アフガン人の支援だが、軍事的な要請としてはパキスタンの対インド後背地
となるアフガン地域の確保の意味が大きい。
そもそもパキスタンと言う国は核兵器こそあるが通常軍事力はインドには
かなり劣る。その上アフガンで劣勢となると核兵器があれども外交的には
かなりインドに強いられる立場に成り易い。
カシミール紛争とはインドパキスタンの分離独立以来の問題だ。
だからムシャラフはタリバンの復活は黙認した。
ここいらはソ連がアフガン進行した時代から変化はない。
資源や復古主義勢力の拡大はその要素でしかない。
>>284
だからこそムシャラフは長命しているとむしろ理解すべきで、
軍事クーデターで支配していたムシャラフはもともと支配の
正当性がなく、原理主義に妥協することなく政権の維持はできない。
特に米国のアフガン攻撃以来議会原理主義勢力は台頭し、これはむしろ
裏切り者としてのムシャラフへの反感でしかない。
ムシャラフとタリバンと言う身内の対立と見た方がいい。