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「外見から見て、気が弱そうな人、優しそうな人を狙いました」。
日本テレビ（東京都港区）の人事担当者を装い、就職活動中の女子大生を誘い出して
わいせつな行為をしたとして、強制わいせつなどの罪で起訴された風俗店従業員、安藤研一被告は１０日、
東京地裁（毛利晴光裁判長）で開かれた被告人質問で、ポツリポツリと犯行の経緯を供述した。
安藤被告は平成１７年１１月、日本テレビの採用試験に訪れた女子大生＝当時（２２）＝を
「人事の仕事をしていて内定を決める権限を持っている」などと言葉巧みに誘い、
東京都新宿区内のマンガ喫茶に連れ込んで、胸をさわるなどわいせつな行為をしたとして起訴された。
灰色のスーツ姿で法廷に現れた安藤被告は視点が定まらず、弁護士からの質問も度々聞き直した。
被告の供述によると、「留置場に入ってから、精神安定剤と睡眠薬を服用している」という。
かつて、多くの女子大生を巧みな話術で誘い出したような快活さはうかがえなかった。
この日の公判で安藤被告は、日本テレビだけでなく、別のテレビ局や航空会社、化粧品会社など
「美しさをターゲットにするような職業」での採用試験を終えた女子大生を試験会場近くで待ち伏せたと供述
「人事課長」などと役職が示された偽の名刺を見せながら、
「（私は）人事の担当者で君のことが気に入った。今後の試験対策についてお茶でもしながら話そう」
と誘い出したことを明らかにした。
ソース（>>2以下に続きます）
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