07/09/10 20:23:43 lgoBoFMD0
>>816
法曹界には「判決八掛け」のお約束が存在します。
それは、どんなに極悪非道な人間で弁護のしようがないというような
場合でも、弁護士を付けなければ裁判をしてはならないという規程が
あるからです(刑訴法:必要的弁護)。
従って、国選でも私選でも弁護士をつけなければなりません。
たいていの場合お金にもならず、弁護士としての名誉にもならないような
厳しい仕事です。それでも、愚痴をこぼさず職責を全うした弁護士さんに
対して、「あなたは、法曹人としてきちんと仕事を果たしました。その
証拠が量刑の2割削減です」ということなのです。
こういう「阿吽の呼吸」があってこそ、法曹界が動いていけるのです。