07/09/11 13:41:26 ot//VNFi0
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医療問題の俗論を排す
また医療問題が起きたが、ブログや掲示板での医師など業界人らの
デタラメには呆れる。何かあるとすぐ訴えられるから、大変な分野の
医師のなり手がいなくなり、問題となった救急車のたらいまわし事件
のようなことが起きるとか言う。とんでもない。
まず、医師不足解消をやりすぎて過剰となったため今度は養成抑制
をしすぎてしまい、今また不足になっているなど、政府の失策が大き
く存在して国会でも取り上げられているのだから、これらに比べたら、
責任が重いから就業を避ける者がいたとしても、そもそも問題として
のスケールが違いすぎる。もっと馬鹿馬鹿しいのは、すぐ訴えられ
るという戯言。デタラメな裁判を起こせば罪に問われるし、良く調べ
もせずいいかげんな訴えをすれば弁護士の責任問題となる。
しかも、日本の訴訟費用は高額で、そのうえ弁護士費用もかかるし
、証拠保全や鑑定の費用も莫大で、証人呼び出しその他さまざまな
雑費まで加わる。そして、全部で何百万円もかかることはザラで、そ
の結果も、ほとんどは患者側の敗訴であるし、勝訴できても賠償金は
低額が相場という、猛烈にハイリスク・ロウリターンなのだから、訴え
るには慎重にならざるを得ず、その前に断念する泣き寝入りの裾野
が広がっている。つまり、何かにつけてはすぐ訴えるなんて出来ない
のである。
世間知らずと被害妄想もいいかげんにしてほしいものだ。