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東京都葛飾区柴又で平成8年、上智大4年の小林順子さん=当時
(21)=が自宅で刺殺後、放火された事件は未解決のまま9日で
丸11年を迎えた。殺人罪の公訴時効まで、あと4年。更地になった
自宅跡地には同日、順子さんの遺影と献花台が置かれ、警視庁亀有署
捜査本部の捜査員らが菊の花を手向け、犯人逮捕を誓った。
現場近くの京成線柴又駅では、捜査員らが情報提供を呼びかける
チラシ入りのティッシュを乗降客らに配った。
献花式には、順子さんの両親や地元住民らも出席。黙●(=示へんに
寿の旧字体)(もくとう)後、献花台に花を手向けて、冥福(めいふく)を
祈った。
順子さんは米シアトル大への留学を2日後に控え、夢を詰め込んだ
荷物はひと足先に海を渡っていた。両親は今年5月、そのシアトル大を
訪問、大学関係者にバッグなどの順子さんの遺品を手渡し、キャンパス
の隅に埋めてもらうよう依頼したという。
参列者を前に、父、賢二さん(61)は「大きな夢を絶たれた無念さを
思うと…」と悔しさをにじませ、「犯人への憤りを感じない日はない。時効
まであと4年。あせりもあるが、何としても犯人を逮捕してほしい」と訴えた。
事件は平成8年9月9日夕、小林さん方から出火し、焼け跡から刺殺
された順子さんの遺体が見つかった。警視庁は、これまで延べ約3万
7000人の捜査員を投入、現在も15人を専従させて捜査に力を入れて
いる。だが、事件当日は小雨がぱらつき肌寒く、人通りもまばら。目撃
情報は少なく、11年間の情報提供は計約650件で、捜査は難航して
いる。
ソース(イザ!) URLリンク(www.iza.ne.jp)
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