07/09/09 13:09:37 0
自民党議員の領収書改ざん問題が止まらない。二重計上で坂本由紀子
外務政務官が辞め、五重計上で玉沢徳一郎は離党。いずれも引導を渡した
のは、麻生幹事長だ。「本人は平気なのか」と思ったら“とてつもない”事実が
分かった。ナント麻生のお膝元の福岡県選管が、政治資金収支報告書に
添付される「領収書の写し」を、ゴッソリ破棄していたのだ。
領収書の写しは収支報告書のチェックに欠かせない大切な資料だ。
玉沢たちが改ざんしたのも、地元の選管に届け出た政党支部分の
領収書の写しである。これがあればこそ、情報公開請求でインチキが
バレたのだ。
写しがなければチェックは不可能。不正をはたらいた議員も永久に
お目こぼしである。麻生が余裕シャクシャクで「政治とカネ」が表面化した
議員を一掃できるのも、このためかと思えてくる。
こんなメチャクチャが許されるのか。福岡県選管の言い分はこうだ。
「政治資金規正法が保存を義務付けているのは、収支報告書の原本
のみ。領収書の写しの保存を義務付ける規定はありません。膨大な量の
写しを保存する場所もなかったため、確認後はすべて破棄していました」
大半の選管は、報告書の保存期間に合わせて領収書の写しも3年間
保存しているが、実は各選管任せ。自発的に行っているだけなのだ。
多くの資金管理団体の収支報告書が集まる総務省も「報告書の真実性
を証明するため、領収書提出を義務付ける制度の趣旨からみても、3年間
保存が望ましい」(資金課)との見解だが、だったらサッサと法制化すれば
済む話。それを拒んでいるのは政治家の側だ。先の国会で強行採決された
改正法でも、この問題は見送られた。
福岡選管は「総務省の見解に従い、今年度提出分から写しを保存する」
と言うが、後の祭り。麻生をはじめ、鳩山邦夫法相や山崎拓、古賀誠ら
福岡選出の議員はほくそ笑んでいるに違いない。
ソース(Yahoo!・日刊ゲンダイ)
URLリンク(rd.yahoo.co.jp)