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★鴨下環境相:借入金問題 官邸の「擁護」、危うい賭けにも
「誤記か、錯覚という人間にありがちなミスと考えております」
与謝野官房長官は5日午後の記者会見で、鴨下環境相は辞任にあたらないと説明した。(中略)
農相が就任わずか8日で辞任したことで、仮にもう一人閣僚が辞任に追い込まれれば
政権崩壊に直面しかねないというがけっぷちの状況に安倍政権は置かれている。
ただ、今回は乗り切り可能と踏んだようだ。5日、鴨下氏に事情を聴いたのは、
与謝野長官ではなく大野松茂官房副長官。自民党執行部の一人も「問題ないだろう」との認識を示した。
仮に鴨下氏の説明に今後新たな矛盾が発覚すれば、いったんは不問に付した
首相の責任が問われることは必至。その意味で首相官邸の擁護は、危うい賭けでもある。
5日には上川少子化担当相が資産報告書を訂正するという新たな事態も起きるなど、
連日のように閣僚や党所属国会議員の不祥事が発覚する展開に参院幹部は
「今日は乗り切れても、参院審議で野党に攻められたら耐えられるのか」と不安を隠さなかった。
一方、野党は鴨下氏の説明は不十分としており、10日召集の臨時国会で遠藤前農相に代わる
ターゲットとして、追及を強める。衆参両院での代表質問や予算委員会の質疑次第では、
参院での環境相問責決議案も検討している。
民主党の輿石東参院議員会長は「あきれ返った話だ。借入金の800万円が説明できないというのは
庶民には理解できない。説明ができないなら、辞任せざるをえなくなるだろう」と指摘。
共産党の市田忠義書記局長は「十分な説明ができない場合、辞任するしかない。
最も適切な時期に(環境相の問責決議案提出も)考えたい」と批判。
社民党の福島瑞穂党首は「まったくの欠陥改造内閣だ。首相の任命責任は極めて重い」と語った。
毎日新聞 URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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民主党幹部は「普通の人で200万円と1000万円を間違える人はいない。
しかも、それを何年も放置していたことはおかしい」と指摘した。
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