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新潟水俣病映画の監督・佐藤真さんが転落死
ドキュメンタリー映画監督の佐藤真(さとう・まこと)さんが今月4日、東京都板橋区内の
団地で転落死していたことがわかった。49歳だった。
佐藤さんの作品を製作・配給していた映画会社シグロによると、佐藤さんは昨年11月末に
うつ病と診断され、先月31日に抗うつ薬の多量摂取で一時意識不明となり、都内の病院に入院。
今月4日午後、都内の別の病院に転送された際、突然近くの団地に駆け上がり、4階と5階の間の
踊り場から飛び降りたという。
佐藤さんは、新潟水俣病で知られる阿賀野川流域の住民の生活に2年間密着した「阿賀に生きる」
(1992年)で芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞。その後も「まひるのほし」などドキュメンタリーの
秀作を発表、「エドワード・サイード OUT OF PLACE」(2005年)が遺作となった。
葬儀は近親者のみで行い、後日しのぶ会を開く予定。連絡先は、東京都中野区中野5の24の
16の210のシグロ。
(2007年9月5日21時16分読売新聞)
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