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★環境相の借入金問題 安倍首相「辞任に当たらず」
安倍晋三首相は5日昼、鴨下一郎環境相の資金管理団体の政治資金収支報告書の借入金で
記載不備があったとする問題について「記載ミスだと聞いている。訂正すべきは訂正し、その上で
よく説明してもらいたい」と述べた。首相は閣僚の政治とカネの問題が発覚した場合、「自分で説明
できなければ去っていただく」としているが、鴨下氏の件に関しては「誤記であれば、それに当たら
ない」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
大野松茂官房副長官も5日午前の記者会見で「鴨下氏の資金管理団体が鴨下氏本人から借り
入れたものについて、記載を誤ったものだ。資金管理団体との連絡が不十分だったとも聞いている。
いずれも事務的ミスだ」と明言。鴨下氏から電話で報告を受けたとした上で「鴨下氏から説明したい
と言っている」と述べ、鴨下氏が記者会見を開く方針であることを明らかにした。
別の政府高官は同日朝、記者団に「政治団体に(鴨下氏が)実際に自分が貸した金が、うまく
記載されていなかった。不浄な金が使われたわけではないのではないか」と言明。鴨下氏から
事情を聴く考えも示した。
一方、舛添要一厚生労働相は5日午前、東京都内の自宅前で記者団に対し「国民にきちんと
説明し、納得が得られればよいが、それができない場合は、何らかのけじめを付けざるを得ない
かもしれない」と強調。安倍政権への影響については「非常に深刻。小林温氏の議員辞職もあり、
次から次へとこういう問題が出てくるようでは、政権運営がかなり厳しくなる」との見通しに言及した。
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