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デリヘル利用者狙い新手詐欺
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デリバリーヘルスの利用者に対し、「未成年者のデリヘル嬢を呼んだ」などと言い掛かりを付け、現金を要求する事件が県内で相次いでいる。
児童買春容疑に当たるのではないかという利用者の弱みにつけ込み、繰り返し現金を要求するケースもある。数百万円もの被害も発生しており、
県警は新手の振り込め詐欺とみて注意を呼び掛けている。
県警によると、手口は、デリヘル嬢の知人やデリヘル店の従業員を名乗る男が、利用経験のある男性に電話し「デリヘル嬢は18歳未満だ。
告発されたくなければ現金を振り込んでほしい」と恐喝するケースや、「未成年者なのでデリヘル嬢の親が怒っている」と示談金をだまし取るケースもあるという。
被害は昨年７月に数件あり、今年２月以降は７件の届け出があった。被害額はそれぞれ数十万から数百万円に上る。「被害届は氷山の一角。
未遂も含めると相当な件数がある」と県警捜査二課。同課は詐欺と恐喝の両容疑で捜査している。
デリヘルを利用する場合、客は店やデリヘル嬢と携帯電話でやりとりすることが多いため、業者側に連絡先を伝える必要がある。
県警は「デリヘル業界には悪徳業者もあり、暴力団の資金源になっている場合もある」としている。
新潟日報2007年9月7日"