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中央教育審議会:武道必修化を大筋了承
学習指導要領の改定作業を進めている中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の
専門部会は4日、中学校の保健体育で選択必修になっている武道(柔道、剣道、相撲など)を
1、2年生の男女を対象に原則、必修化することを大筋で了承した。昨年12月改正の
教育基本法に盛り込まれた教育目標「伝統と文化の尊重」の実現を目指す。
この教育目標は「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する
態度を養う」といういわゆる「愛国心」表記として、賛否を呼んでいた。
専門部会は、武道の必修化は教育目標と一致するとともに、子供の成長過程を考えると、
中2までは、男女ともに複数の競技を体験させるのが望ましいと判断した。
現行の学習指導要領では、中1が武道かダンスのいずれかを選択。2、3年生は球技、武道、
ダンスのうち二つを選択することになっており、男子でもダンスを行うケースがあるという。
文科省が公表した来年度予算の概算要求でも、教員の武道の指導力向上などを目的に、
地域の道場や体育系大学と連携などを行う新たなモデル事業に約5000万円を計上するなど
「武道重視」の方針が打ち出されている。【高山純二】
毎日新聞 2007年9月4日 19時13分
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