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古墳時代にネコ渡来? 須恵器に足跡
兵庫県姫路市四郷町の「見野(みの)古墳群6号墳」から、ネコではないかとみられる
小動物の足跡がついた6世紀末~7世紀初頭の珍しい須恵器が発掘された。ネコの足跡とすれば、
渡来は奈良時代(8世紀)という通説を覆し、古墳時代にすでにネコが渡来していたことになり、
日本史を塗り替える“新発見”となるかもしれない。
足跡は、「杯身(つきみ)」と呼ばれるふた付き食器の内側に、直径約3センチほどのツメのない
5つの肉球と掌球とみられる形がくっきりと残っていた。発掘後に洗浄作業をしていた立命館大の
学生が見つけた。
焼く前の器を乾燥させているときに、偶然踏まれてついたとみられる。調査にあたった立命館大の
南部裕樹講師によると、小動物の足跡が残っている土器が発掘されるのは「極めてまれ」で、
ネコとみられる足跡がついていたことについても「見たことも聞いたこともない」と話している。
9月4日6時1分配信 産経新聞(最終更新:9月4日6時1分)
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