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妊婦の搬送 札幌でも受け入れ拒否 昨年5件、最多で11回
奈良県の妊婦が医療機関から相次いで受け入れを拒否され、救急搬送中に死産した事件に関連し、
札幌市内でも、二○○六年だけで救急搬送中の妊婦の受け入れ拒否が五件起きていたことが三日分かった。
受け入れを十一回拒否された妊婦もおり、札幌市消防局は「同様の事件は悪条件が重なれば
道内でも起こりうる」と危機感を強めている。
札幌市消防局救急課によると、受け入れ拒否に遭ったのは、腹痛や不正出血を訴え、札幌市内で119番通報した五人。
全員に産婦人科の受診歴が無く、かかりつけ医がいなかった。
出動した救急隊員が、複数の病院に電話で連絡を取って搬送先を探したが、
隊員が「かかりつけ医がいない」などと状況を伝えると、「医師が不在」「患者を処置中」などの理由で
相次いで受け入れを拒まれたという。
拒否された回数は、少ない妊婦で五回。最も多く受け入れを拒否された十代の妊婦は、
受け入れを十一回断られた後、救急救命センターのある札幌市中心部の総合病院に搬送された。
この妊婦は、119番通報から搬送先が見つかるまでの所要時間が九十分と、
札幌市内で119番通報から病院に到着するまでの平均所要時間の三倍を超えた。
~長文につき、つづく~
北海道新聞 (09/04 06:47)
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