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イラク南部に駐留する英軍は2日、約500人の部隊が拠点としていた
バスラ中心部の宮殿から撤収し、同市郊外の空港にある英軍基地に
移動を始めた。英国防省によると、撤収には数日かかり、宮殿はイラク側
に明け渡すとしている。
バスラ中心部から駐留英軍がいなくなるのは、2003年のイラク戦争
開始以来初めて。
英軍は治安維持を担当する南部4州のうちバスラ州を除く3州でイラク側
に治安権限移譲を済ませている。今回の撤収は近く予想されるバスラ州
の権限移譲と、さらなる駐留部隊削減をにらんだ動きとみられる。
一方、バスラの治安は一向に改善していないとの見方も根強く、
イスラム教シーア派民兵組織などが今回の撤収を「英軍の敗走」ととる
可能性もある。
英国防省は声明で、撤収は計画されていたもので「イラク側が主導し、
多国籍軍も承認した(権限移譲の)プロセス」と強調。英軍は今後も
イラク軍の訓練を行い、必要な場合は軍事支援を行うとしている。
英BBC放送は、撤収後の英軍は「状況の監視」が主任務となり、
自発的な治安出動は行われなくなると伝えた。
英軍は現在、イラク南部に、今回撤収の約500人を含む約5500人が
駐留。ブラウン英首相は「撤退期限は設定しない」と述べている。
ソース(イザ!・共同通信) URLリンク(www.iza.ne.jp)
別ソース(日経新聞) URLリンク(www.nikkei.co.jp)
別ソース(東京新聞) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
別ソース(ロイター) URLリンク(feeds.reuters.com)
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