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★遠藤農相、山形への帰郷取りやめ…補助金不正受給発覚で
自らが組合長を務める置賜(おきたま)農業共済組合の補助金不正受給が発覚したのを受け、
遠藤農相は1日、東京から地元の山形県米沢市への帰郷を急きょ取りやめた。
イベントへの出席などを予定していたが、すべてキャンセルした。
米沢市の遠藤農相の事務所には午後3時ごろ、東京から「地元に戻れない」との連絡が入った。
古沢虎夫事務所長は「後援会の会員も戸惑っている。とりあえずは推移を静観するしかない」
と話していた。
不正受給は2004年に会計検査院の調査で発覚したが、山形県は3年間、
組合から補助金を返還させずに放置していた。
県は「事実関係がはっきりせず、調査に時間を要した。
担当者の異動も重なり、引き継ぎがうまく行われなかった面もあった」と釈明している。
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