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村井知事は31日の記者会見で、昨年9月の知事就任から1年間の県政運営を振り返り、「ゼロから
というよりマイナスからのスタート。がれきの山、倒木、雑草を片付けて土づくりが終わった。ようやく
種まきができる環境になった」と感想を語った。
知事は、「前県政時代に『検討』『中止』といった形で放置されたり、手付かずの状態だった重要課題」
をがれきや倒木に例えたと説明。
具体的には、下伊那郡阿智村に計画、前知事が中止した産業廃棄物最終処分場の建設予定地の
取り扱いや、前知事時代に市町村などの反発を受け、就任後に内容を大幅に見直した廃棄物条例案、
今年10月から助成制度の対象を拡大するウイルス肝炎治療の通院費補助などの問題を挙げた。
知事はその上で、現在策定作業を進めている県中期総合計画(2008-12年度)を実行に移すことが
「種をまき、苗を育てるということになる」とした。
1年間の成果としては、市町村長と知事が直接意見交換する「ボイス81」などを通じ、「市町村長が
把握する住民要望が県に円滑に伝わってくるようになったこと」などを挙げた。自己評価を問われると
「『不可』では自虐的すぎるので『可』くらい」と述べた。
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