07/08/31 20:52:32 ydKujFcF0
尊属殺人重罰規定違憲判決が出て尊属殺人が廃止されたのは
「娘が親父に犯されまくり、11人の親父の子どもを孕み(内5人を出産)、働き始めたが、
それでも良いから、と求婚してきた恋人の事を親父に相談したら、親父が逆上したので
親父が酒に酔って寝込んだ後、思い余って親父を殺した」という事件があったから。
弁護人は無報酬で親子2代に渡り被告の娘を支援し続けた。
尊属殺人は本来なら死刑か無期懲役。
最大2回の情状酌量を認めても、どうしても実刑になる。何とか執行猶予にしてやりたい。
かくして、「刑法200条を違憲とする」戦いが始まった。
地裁では「過剰防衛」として、刑が免除された。しかし、高裁では合憲として実刑判決が下った。
上告。最高裁はこれまで尊属殺重罰規定に関する上告を悉く否定し、合憲判断を出していた。
そして、最高裁は「本件は娘が親父から受けた被害は強い非難を受ける」として
尊属殺重罰規定を本件に限り「こんな事件に執行猶予をつけられないなんておかしい」と違憲と判断。
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なお、地裁では裁判官や検察官なども号泣したという。
うん、情状酌量とか減刑って言葉は、こういう事例のためにあると思うんだが?