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調剤誤り劇薬、患者は1年後に死亡…千葉の薬局に行政処分
千葉県柏市加賀の「さかえ薬局」が2005年8月、調剤を誤って劇薬を渡し、服用した患者を
昏睡(こんすい)状態にさせていたことが30日わかった。
患者は約1年1か月後に死亡した。
千葉県は30日、薬事法に違反したとして、経営者の女性薬剤師(61)に対し管理者の変更を
命令する行政処分を行った。
薬剤師は「ご本人や家族には申し訳なかった。廃業したい」としている。
県薬務課によると、この薬剤師は05年8月13日、柏市内の病院が処方せんに記載した低血圧
治療薬「リズミック錠10ミリ・グラム」とは異なる、劇薬の血糖降下剤「グリミクロン錠40ミリ・グラム」
を誤って調剤。服用した患者は8月23日に「気分が悪い」と入院し、昏睡状態となった。患者は
昨年9月27日に死亡した。
薬剤師は、別の患者の血糖降下剤が調剤台の上に残っていたため誤ったと説明しているという。
松戸区検は今年3月30日、薬剤師を松戸簡裁に業務上過失傷害の罪で略式起訴。同簡裁が4月3日、
罰金50万円の略式命令を出し、薬剤師は納付した。
ソース
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