07/08/30 23:03:51 0
朝日新聞 社内“偽装請負”の実態 英字紙組合員が告発
URLリンク(news.livedoor.com)
昨夏より、キャノンや松下電器産業をはじめ、製造業の一流企業で蔓延する非正規雇用者の
違法な活用「偽装請負」の告発キャンペーンを展開した朝日新聞。だが当の朝日新聞発行
『ヘラルド朝日』で働く非正規雇用者も、同じような境遇に置かれている。あたかも不当な
処遇にあえぐ非正規雇用者を支援するかのような報道とのダブルスタンダードについて、
朝日で働き、朝日を提訴して闘っている非正規雇用者たちは、「お前が言うな」と冷ややかな目で見ている。
◇ヘラルド朝日労組の裁判が高裁で審議中
7月27日、朝日新聞東京本社で就職セミナーが行われた日、社屋前で、「新聞記者になりたい、
マスコミで働きたいみなさんへ」と題したチラシを配りながら、十数人が抗議行動を行った。
彼らの中に朝日新聞と裁判を闘っている「ヘラルド朝日労働組合」の組合員、3人がいた。
『ヘラルド朝日』とは、朝日新聞社が、フランスの新聞社「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」
(通称ヘラトリ、IHT)と提携して発行している英字紙で、2001年4月創刊、公称発行部数は約4万部だ。
IHTから記事の提供を受けつつ、朝日新聞社国際本部ヘラルド朝日編集部に所属する英文記者が
独自の記事も手がけるほか、『朝日新聞』の英訳記事も載せている。
現在、朝日新聞の英字紙「ヘラルド朝日」で、記者と翻訳者をしていた3人が、労働契約上の労働者としての
地位確認と、判決確定日までのそれに付随する賃金の支払いを求め、朝日新聞社を訴えている最中だ(2005年7月提訴)。
争点は、「労働者」なのか「業務委託契約」を受けた請負労働者なのか。キヤノンや松下は
工場において本来、直接雇用をしなければならない人々を請負労働者に偽装していたが、
朝日の編集作業においても同様のことが疑われているのだ。しかも朝日は、契約書すらない無法地帯
としておきながら、正社員同様に働かせ、社員とは認めずに請負だ、と主張している。
>>2以降に続く