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★吉野家、ラーメン店進出へ・低価格チェーンと事業譲渡契約
吉野家ディー・アンド・シーは30日、同日大阪地裁に民事再生法の適用を申請したラーメン
一番本部（大阪市）及びその食材製造子会社と、裁判所の許可を条件に事業譲渡を受ける
契約を結んだと発表した。実現すれば、ラーメン店を経営するのは初めて。吉野家は同日、
焼き肉店チェーンへの出資引き上げも発表しており、10月の持ち株会社移行を控えて事業の
多角化を急いでいる。
ラーメン一番本部は「びっくりラーメン」などの名称で、関西を中心に約190の低価格店を運営
している。売上高はピークの2005年12月期には約58億円あったが、急速な店舗網拡大などで
業績が悪化していた。帝国データバンクによると、両社の負債総額は合計約39億円。
吉野家が引き継ぐラーメン店の店舗数や生産拠点数、180円という販売価格を継続するかなど
は未定という。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)