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◇私生活をのぞかれているよう…監視カメラ26万台設置
30日付の中国共産党機関紙、人民日報は、来年夏の五輪を控え、
北京市内の広場や繁華街などに26万5000台以上の監視カメラが
設置されたと伝えた。市民からは歓迎する声の一方、
「常に監視されているようだ」との不満も出ている。
北京市は4月に「公共安全映像情報システム管理規則」を施行、
市内の政府機関や公共施設、交通の要所などに監視カメラを
設置してきた。
公安当局幹部は「社会と市民の安全確保のため」と指摘、
24時間体制で警戒できるため、人件費節約にも
つながっていると意義を強調する。
一方、市民アンケートでは、52.7%が「安心感が増した」と
評価したが、27.0%が「私生活をのぞかれているようで
気味が悪い」などと不快感を表明した。
同紙によると、四川省成都市も約3600台を設置、
全国の都市で進められている。(共同)
ソース(産経新聞)URLリンク(www.sankei.co.jp)