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前九州厚生局長、社会福祉法人理事長から乗用車受け取る
厚生労働省九州厚生局の松嶋賢前局長(59)が、同省課長だった平成17年11月、
大阪府枚方市の社会福祉法人「枚方療育園」の山西悦郎前理事長から
中古の高級乗用車を無償で譲り受けていたことが30日、分かった。
松嶋前局長は当時、社会福祉法人の認可や指導監督を担当する厚労省障害保健福祉部企画課長。
山西前理事長は職務上の利害関係者で、国家公務員倫理法違反の可能性もある。
舛添要一厚労相は30日、同省に事実関係の調査を指示した。
松嶋前局長は、取材に対し平成4年ごろ以降計3台の中古の乗用車を譲り受け、
自宅の新築祝いなどの名目で現金を受け取ったこともあると説明。
「自分の妻と山西前理事長の妻(故人)がいとこ同士で、親類として長年付き合いがあり個人の立場でもらった。
職務で便宜を図ったことはなく、国家公務員倫理法に抵触するとは思っていない」と話している。
松嶋前局長の説明によると、山西前理事長から17年に提供されたのはトヨタのセルシオ。
15年8月に新車で購入した車で、当時の中古車価格は数百万円に上るとみられる。
それ以前にも4年ごろに国産車、13年ごろに外車を譲渡されたという。
国家公務員倫理法は、利害関係者からの利益供与を禁じ、違反した場合は懲戒処分の対象となる。
ただ、例外的に相手が親族などの私的関係者で「公正な職務の執行に対する
国民の疑惑や不信を招く恐れがないと認められる場合」は、金品などの受け取りを認めている。
産経新聞 (2007/08/30 09:36)
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