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高村正彦防衛相(衆院山口1区)の資金管理団体が、家賃のかからない議員会館を「主たる
事務所」の所在地としながら、三年間で約3000万円を領収書のいらない事務所費として
計上していることが29日、わかりました。議員会館のほかに家賃がかかる事務所を
保有しているかについて、「事務所は議員会館以外にもあるが、現段階で個々の家賃は
答えられない」としています。
同相の資金管理団体「正流会」は1995年1月の設立時から現在まで、東京・永田町の衆院
第一議員会館を「主たる事務所」の所在地として総務省に届け出ています。議員会館は家賃が
必要ありません。
正流会の政治資金収支報告書によると、同会が2003年からの3年間で計上した事務所費は
03年に約1285万円、04年に約951万円、05年に約758万円となっています。
高村事務所によると、同相は議員会館のほか四つの事務所を持っています。本紙の調べで、
このうち山口市の事務所(04年に移転)は、同相が支部長を務める「自由民主党山口県
第一選挙区支部」が月約8万円の家賃を全額支払い、正流会からの支払いはありません。
周南市の事務所は家賃月約13万円で、うち3万円を選挙区支部が支払い、正流会の支払いは
10万円です。
残り二つの事務所の家賃などについて、同事務所は「個々の事務所の家賃がいくらかかるかなどは、
現段階では答えられない。いずれにしても適正に報告している」としています。
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