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奈良県には二つの救急搬送システムがある。
救急が一般の救急患者の受け入れ先を探す「救急医療情報システム」と、
医療機関がハイリスクの妊婦や新生児を別の医療機関に搬送する「周産期医療システム」だ。
「周産期医療」では、県立医大など2カ所の基幹病院が窓口となって、受け入れ先を探すため、比較的受け入れ先が見つかりやすい。
だが今回のケースは、医師からではなく、救急からの通報だったため、「ハイリスク」の患者と認識されず、
消防が単独で受け入れ先を探すことになったという。
一方、大阪府には「産婦人科診療相互援助システム(OGCS)」と呼ばれるネットワークがあり、
府内の41病院がベッドや新生児集中治療室(NICU)の空き情報などをパソコンで共有している。
他府県からの照会にも答えている。だが、この仕組みは、ハイリスクな周産期の救急患者を対象にした
病院同士の二次救急の援助システムで、消防からの救急搬送は想定していない。
そして、医療側のシステムはこんな感じ。