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・開催中の世界陸上大阪大会で、エリトリア選手団の選手ら5人が開幕2日前の23日、
指定先のホテルに宿泊しようとしたが部屋が確保されず、1階ラウンジの床に毛布を
敷いて夜を明かしたことが分かった。マラソンと一万メートルでそれぞれ4位となった
男子選手2人もいた。その後も宿泊を巡る混乱は続き、ベイエネ・ルサム団長(54)は
「いいコンディションで競技に臨みたかった」と大会運営に強い不満を訴えている。
滞在先は大阪市などで作る大会組織委員会が市内6カ所のホテルを選手村として用意し、
滞在先の割り当ても担当していた。同選手団は、団長が20日に来日、23日夜に男女選手と
コーチの5人が大阪市内の指定先ホテルに到着した。事前に申告した人数だった。
同選手団によると、ホテルにいた組織委の担当者に「部屋がない」と言われた。担当者は
待機を指示。だが、結局部屋は用意されず、選手らは24日未明になって、1階ロビーから
続くラウンジの隅に椅子を動かして場所をあけ、フロントで借りた毛布12枚を敷いて夜を
明かしたという。
24日早朝、見かねた同国の隣国であるジブチ選手団が、自室の空きベッドを提供し3人が
休んだ。同日夜、3人は別のホテルに用意された部屋に泊まったが、2人は部屋が
なかったため、ジブチ側の好意により相部屋で3泊したという。ジブチ選手団関係者も
「組織委が大混乱していた。相部屋ではリラックスできない」と話した。
マラソンに出場したヤレド・アスメロン選手(27)は24日以降、ジブチ選手団と相部屋。
同日夜、コーチと別々の場所に泊まることになったため、朝早く始まったマラソンに向け、
十分な打ち合わせをすることができなかったという。団長は「肉体的にも精神的にも、
大きな影響があった。今更、謝罪されても、どうしようもない」と嘆いた。
◇足りないのは事実
▽大会組織委の内山泰博広報室長の話 全体に選手・関係者の来日が多く、指定の
ホテルの部屋が足りなくなったのは事実だ。だが、別のホテルを用意していた。エリトリアの
選手が床で寝たことは報告も受けていないし、確認していない。
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