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★ホカロン発熱時間、「表示より短い」 公取委が排除命令
・ロッテ健康産業（東京都新宿区）が販売する「ホカロン」「ホカロン貼（は）る
タイプ」など使い捨てカイロの４商品で、表示されている時間よりも、実際には
短い時間しか発熱が継続せず、消費者に誤解を与えるとして公正取引委員会は
２９日、景品表示法違反（優良誤認）を認定し、同社に排除命令を出した。
対象となったのは、ほかに「ホカロンミニ」「ホカロンミニ貼るタイプ」で
計４商品。
公取委の調べだと、４０℃以上が続く「発熱継続時間」について、有効期限内の
商品であっても、外装に表示された時間よりも、実際には３～７時間ほど
短かったという。
ホカロンは同社の主力製品で、使い捨てカイロ市場の約１割を占める。０６年度は
４商品で約１７億円を売り上げた。
同社は、公取委が調査を開始した後の７月に「ホカロン」シリーズなど、使い捨て
カイロの全商品を自主回収することを決め、販売も停止している。公取委の
排除命令について同社は「真摯（しんし）に受け止めたい」と話している。
ソース/朝日新聞社
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