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★新内閣始動、安倍首相は「政策実行内閣」と命名
内閣改造から一夜明けた２８日、安倍首相は、記者団に「美しい国づくり」を
目指す考えに変わりのないことを強調し、新内閣を「政策実行内閣」と名付けた。
新閣僚は前任者からの引き継ぎを受けるなど本格稼働に向けた準備に追われた。
首相は午前９時３０分過ぎに首相公邸から徒歩で首相官邸入りした。
同日昼、記者団が改造内閣のネーミングを聞くと「新しい内閣は実際に着実に
『美しい国づくり』に向けて政策実行していく『政策実行内閣』ではないかと
思います」と語った。
舛添厚労相は午前６時３０分過ぎ、都内の自宅から家庭ゴミを捨てに外に出た。
入閣の実感を問われると、「そんな暇がなくて行事に追いつくのがやっと」と
慌ただしかった一日を振り返った。午前８時３０分からは自民党政調の厚労関係の
会議に出席し、「厚生労働行政を立て直すという観点から、我が党を立て直すために
全力を上げる」と決意を表明した。
増田総務相は午前９時４０分、総務省大臣室で菅義偉・前総務相から引き継ぎを受けた。
増田氏は「霞が関の中で、ここ（総務省）が一番通った所だ」と１２年間の岩手県知事
時代を振り返りながら、引き継ぎ書に毛筆でサイン。菅氏から「よろしくお願いします」と
声をかけられると「しっかりやらせていただきます」と重責に表情を引き締めていた。
閣僚の特命事項の組み合わせ変更で、「前任者」が複数にまたがった岸田沖縄相は
慌ただしい引き継ぎに追われた。午前９時３５分からは内閣府で、「再チャレンジ担当」の
事務を山本有二・前金融相から引き継ぎ、その後、約１時間の間に「規制改革担当」を
渡辺金融相から、「沖縄担当」を高市早苗・前沖縄相から相次いで引き継ぐ“儀式”をこなした。
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