07/08/27 11:02:00 /+/bpt4pO
>>543
死刑の犯罪抑止力を否定する論も強引だと言われる。影響を及ぼす因子が多く、
かつ発現の絶対数派少ない。社会的観測が困難な事例において厳密な証明を
求める態度は不誠実。現用の諸々の法システムの有用性が逐一統計的に
証明されているわけではないのにな。ならば罪刑カタログを否定して抑止刑論自体を
突き崩すことも可能だしな。てか思想家の自己満足としてはそれでいいかもしれんが、
そんなんで一般人や実務を説得することは出来ないし、学界ですら積極的廃止論に
傾けることは出来ないといい加減に気づけ。廃止運動が失敗した理由は、
冤罪にせよ抑止力にせよ、論を高めて実際の説得力を備えせしめる作業を怠ったり、
人権思想活動のためのオナニーソースとして扱ってきたから。
顕著な抑止力という論法は、そういう連中に足を引っ張られて
積極的廃止論に至るを得ることが出来なかった学界の編み出した玉虫色の結論だ。
もともと証明が難しい抑止力につき、さらに具体的な内容が問題となる顕著性を
付け加えることにより、 いかようにも解釈出来る話にしたわけだな。
そんな理論側の悲鳴を聞かずに盲目的に振りかざす。
味方を後ろから打つのもいい加減にしてあげなよ。