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2007年08月25日15時18分
警視庁立川署地域課の友野秀和巡査長(40)が飲食店従業員佐藤陽子さん(32)を射殺し、
拳銃自殺した事件で、友野巡査長は佐藤さんのアパートの部屋に入ってすぐに拳銃を発射したと
みられることが警視庁の調べでわかった。同庁は、現場の状況などから、巡査長が強い殺意を抱いて
部屋を訪れたとみている。
調べでは、友野巡査長は20日夜、佐藤さんの部屋を訪れ、回転式拳銃を4発発射した。室内を検証した結果、
6畳間奥の押し入れの床に銃弾1発があり、仰向けに倒れていた佐藤さんの体の下の床に2発、友野巡査長が
仰向けに倒れていた近くのベッドに1発が、それぞれめり込んでいた。拳銃は巡査長の右手そばにあり、1発残っていた。
当初、佐藤さんは3発撃たれたとみられていたが、その後、命中したのは2発とわかった。室内に争った様子はなく、
佐藤さんが巡査長をもてなした跡もなかった。巡査長の靴は玄関に、脱ぎ捨てられた状態だった。
こうした状況から同庁は、巡査長が玄関から入っていきなり1発発射したが当たらず、倒れ込んだ佐藤さんの
胸と腹に1発ずつ発射。直後に、あぐらをかいた状態で自分の左胸を撃ち、銃弾は体を貫通してベッドに達した、
とみている。
アパートの隣家の住民は「20日午後9時40分から同10時ごろまでの間、バンバンバンと音が3回聞こえ、
5秒ほどして1回聞こえた。言い争う声などは聞かなかった」と証言している。
佐藤さんは、巡査長の不法侵入を疑い、「訴える」とするメールを同9時53分に巡査長の携帯電話に送っていた。
警視庁は、巡査長がこれを見た直後に部屋を訪れ、ほとんど言葉のやりとりもないまま拳銃を発射した可能性が
高いとみている。
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