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手術用血液８リットル、エアコン故障で廃棄…千葉の病院
千葉県船橋市の市立医療センター（小沢俊院長、病床数４２６）は２４日、患者１３人から手術時の
輸血に備えて採取した血液が、エアコンの故障で今月１７日に使用不能になったと発表した。
１０人は、採血をやり直すために手術が延期された。
センターでは、今月下旬から９月上旬に手術を予定していた患者の血液計約８２００ミリ・リットルを、
緊急検査室の電気式保冷庫で保管していた。しかし、検査室のエアコン３台のうち２台が故障して
保冷庫の内部温度も上昇。通常は４～６度の保冷庫内が１７日に９・６度となったため、「感染症を
引き起こす可能性がある」として廃棄した。
エアコンの故障には１６日夕に職員が気付いたが、お盆休みで修理業者が手配できなかったという。
１６日の船橋市は最高気温が３５・４度まで上がっていた。センターでは、手術２～３週間前に輸血用
の血を採ることを患者に勧めており、患者１３人には謝罪したという。
ソース
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