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★論功人事、復党も敗因 自民の参院選総括報告
自民党の参院選総括委員会（委員長・谷津義男選対総局長）がまとめた報告書の
最終案全文が２３日、判明した。
惨敗を招いた要因として、年金記録不備や「政治とカネ」問題、閣僚不祥事だけでなく、
安倍晋三首相（党総裁）の「論功行賞」人事や郵政造反組の復党も列挙。
一連の問題への対応について「一般国民の側でなく、永田町の政治家の側に立っている
ようなイメージを持たれた」と異例の批判を展開した。
次の衆院選に向けて「党は存立の危機に立っている」との認識を示し、
首相に「国民と苦楽をともにする中で、国民の目線に沿った政権運営」を行うよう注文を付けた。
２４日午前の総務会を経て、首相に提出する。
敗因分析では、年金記録不備と「政治とカネ」問題、閣僚不祥事を「逆風３点セット」と
位置付け「後手後手の対応と手ぬるい処分により、国民から（首相の）指導力、
統治能力に疑問を呈された」と指摘している。
中日新聞 URLﾘﾝｸ(www.chunichi.co.jp)
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